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ピペットの歴史と進化

この記事のサマリー

みなさんはピペットという言葉を聞いたことがありますか?科学者や研究者の間では、日々の実験に欠かせない重要な道具の一つです。実験室で液体を分注するために使われるこの小さな道具は、数百年の歴史を持っています。時代とともに進化を遂げ、より高度な技術を搭載してきました。今回は、ピペットの歴史についてのお話です。

ピペットの歴史と進化

みなさんはピペットという言葉を聞いたことがありますか?科学者や研究者の間では、日々の実験に欠かせない重要な道具の一つです。実験室で液体を分注するために使われるこの小さな道具は、数百年の歴史を持っています。時代とともに進化を遂げ、より高度な技術を搭載してきました。今回は、ピペットの歴史についてのお話です。

ピペットの起源と問題点

昔々、ピペットはまだ存在していませんでした。代わりに、科学者たちは、針と注射器を使って、微小な量の液体を扱っていました。しかし、針と注射器は精度が低く、非常に扱いづらかったため、使い勝手が悪かったのです。

初期のピペットの登場

その後、最初のピペットは、17世紀に発明されました。このピペットは、ガラス製で、スポイトのような形をしていました。このピペットは、液体を吸い上げて、他の容器に移すために使用されました。当時は、医療や化学実験などで、このような液体の移動が必要でした。陶器職人たちが、試験管やフラスコなどのガラス製品を作り出し、それを使用して液体を扱うことができるようになりました。このガラス製品は、当時の医療や科学研究に革命をもたらしました。

18世紀、ピペットの進化と正確さの向上

18世紀に入ると、ピペットはより進化し、より正確な測定が可能となりました。フランスの化学者であるジュスト・プレヴォストは、ピペットを発明し、液体を正確に測定することができるようになりました。このピペットは、ガラス製で、中には容量マークが刻まれていました。このマークを目安に、正確に液体を測定することができました。

19世紀、ピペットの技術革新とプラスチックの登場

19世紀に入ると、ガラス製品の製造技術が進歩し、それに伴い、ピペットの開発も進みました。初期のピペットは、ガラス管に針をつけたもので、手動で液体を吸い上げ、吐出するというものでした。その後、プラスチックの発明により、ピペットの製造技術が大幅に進化し、精度や耐久性が向上しました。

1980年代から1990年代のマイクロピペットの進化と効率化

やがて、ピペットはさらに進化を遂げることになります。1980年代から1990年代にかけて、可変容量ピペットやマルチチャンネルピペットが登場しました。これらの機器は、より高速かつ正確な液体の分注が可能になり、実験の効率を飛躍的に向上させました。
現代においては、ピペットは科学分野において欠かせないツールとなっています。

将来の展望と技術革新

今後の技術革新により、ピペットの歴史はさらに進化することが予想されます。例えば、電子ピペットや自動分注機を超えるような人工知能を活用した自動ピペットや、液滴の自動調整が可能な新しいピペットが開発されるかもしれません。また、3Dプリンティング技術を活用したカスタマイズ可能なピペットも開発されるかもしれません。

マイクロピペットNEXTYシリーズと研究開発の取り組み

私たちはユーザーフレンドリーな設計と高い精度を兼ね備えたピペットNEXTYシリーズを発売しています。WATSONのNEXTYシリーズは、現代のニーズに合わせた、使いやすい日本製のピペットです。
私たちも日夜研究を進めており、皆様のお役に立てる新しいピペッターを開発していきます。

Watson Bio Lab マイクロピペット・ディスペンサー
https://watson.co.jp/product/pipettor/

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